ゴーゴー新宿!新宿区長吉住サンヲ表敬訪問シマシタ。
column 023
あっという間に秋の足音ザクザクする中、2023年夏をリマインド。新宿大久保公園でのエナジーほとばしったLOVE GAME ナイトリーグの後、新宿区役所へ吉住区長を表敬訪問。アートコートとコミュニティについて談笑してきたコラム。
Article_go parkey
Photography_Takeshi Abe
We are playground basketball residents like pikeys!!!
初のgo parkey主催イベント、LOVE GAMEとLOVE GAMERのためのナイター『LOVE GAME』(新宿大久保公園)の興奮もさめやらぬ中、我々go parkeyは、別の仕事でアメリカのウエスタン3州を旅していた。というのは前回書いた。それで、ケビン・デュラント(KD)本人にアートボールとTシャツを渡すために、フェニックス・サンズのホームアリーナ、フットプリントセンターに向かった。というのも前回書いた。実は、このLOVEとKDのあいだに、新宿区長!があったので、今回はそれについて少し書きたいと思う。LOVE GAMEなナイトゲームを、大久保公園で開催したのも区長はじめ行政サイドの「より良い公園の有効活用」に対する理解と推進力があってのこと。そしてKDファンデーションと2KファンデーションとアーティストFATEによるアートコートのドネーションが実現したのも大久保公園というアーバンが過ぎる最高のキャンバスにゴー!してくれた区長はじめ行政サイドのエナジーがあってのこと。まさにこのLOVEとKDのあいだにはそんな大事なパートがある。
我々がプッシュしているアートコートによるリノベーション・プロジェクト。これが正しく楽しい、良いストーリーだと自ら信じているのは間違いない。それでも、ときにはわかりやすい青春18切符ならぬ、目に見えるオーソリティがあると、フムフムと一般のかたにもわかってもらいやすいところはある。それは我々が書きまくるコラムより、よっぽど速効性かつ浸透率が高い。ほんとは、もう素晴らしいアート作品でありコミュニティと競技性にもコミットした、アートコートという速効性やら浸透率やらライトエナジーやら何もかものあるといいながある!事実が目の前にあるのだけれど。とにかく、そんなオーソリティとして、日本初でgo parkey初受賞、『プロジェクト・オブ・ジ・イヤー2023』はインパクトがあった。というのもずっと前にコラムで書いた。で、今回はそのトロフィーとともに、新宿区の大久保公園が受賞したというのをしっかりと、区長はじめ新宿区の担当者の方々に伝えに行ってきた。
というか、そのストーリーを共有するために行ってきた。なぜなら、このアワードは我々が受賞したというより、大久保公園のアートコートと集う人々含めてその世界観が受賞したのだ。だから、そのストーリーテラーの重要なひとり?である新宿区としっかり共有したかった。トロフィーをまじまじと見る区長とAB。FATEのアートボールでスナップする区長。その隙にいただいた麦茶で口を潤すAB。とてもとても暑い日だった。我々が提供したLOVE GAMEの写真を早速コラージュしてアーティクルにしてくれた担当者。それを眺める区長。その隙に持参したLOVE GAMEのイベントTシャツのサイズを確認するAB。とてもとても暑くて熱く盛り上がったイベントだった。そんな一部始終をパシャパシャと撮ってくれたのはgo parkey初登場の写真家の阿部健。山田五郎さんの何でもかんでも深く知ってるくせにチャーミーな人間的余白がある真の雑学王ぶりをこよなく愛し、山田太一さんの小説を読みふけりながらメガネの角度を直す。そんな写真家だ。
そんな阿部健もgo parkeyの活動コラムはよく読んでくれていて、今回の撮影でも「とてもとても素敵なプロジェクトだと思っていたし、他とは違う、ちゃんとした個性と物語があって、僕も参加できて嬉しい」と言ってくれていた。そういう気持ちは写真に出る。直球だ、そこは。区長とABが談笑する中、このプロジェクトをともにプッシュしてきてくださった担当者のかたが顔をくしゃくしゃにしている写真。我々はその1枚でご飯を3杯はおかわりできるくらい美味しい(嬉しい)。オーソリティな部分と、滲み出る本質的な物語。多くの、さまざまな人々がいる社会において、闇雲に良かれと思ったことをしてればいいか。というのはまた別の話になってくるが、我々はそうではない。そこは誤解されないように何度も書いていく必要はある。ただ、go parkeyはアートコートでもっともっとリノベーションしたい。アートが持つ、その場に立った人が楽しくなる気持ちや、ポジティブになることや、その芸術性が地域や街に明るさをもたらすことは間違いない。
少し話の繋げ方としては乱暴かもしれないが、深夜、ロサンゼルスのイングルウッドあたりのガススタで給油しようとすると街灯が全部ブルーだったりする。それは、青は人を落ち着かせるとか鎮静効果があるらしい。犯罪率低下のためにやれることはやる。そんなアプローチが見える。色彩やそれをクリエーションしたアート作品が、我々の深層心理に働きかけてくれるというのは、実際にあるということ。そりゃ、ギャラリーの壁にかかった素晴らしい作品を見て、家にも飾りたいと思うのは、コレクタブルとか投資とか財テクとかっていう理由だけじゃないはずだ。もっと純粋なところ。アートコートなら、誰かがコレクション(所蔵、占有)できるものではないから、より一層効果は絶大になる。ということで、今回は新宿区長にトロフィーとともに受賞とイベントの報告をしてきたというコラムだったけど、記念撮影をするっていうとき、go parkey代表のABは、LOVE GAME Tシャツを区長へとハンドオーバーに成功。最高の笑顔。山田五郎や山田太一といった山田好き?の阿部健がしっかりとシャッターをきってくれました。