アーバンナイト!オブ・ザ・LOVEゲーマーズ、バイ・ザ・LOVEゲーマーズ、フォー・ザ・LOVEゲーマーズ!
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真夏の大都会・新宿。その一番ディープなスポット歌舞伎町にあるアートコート、大久保公園。「用がないなら来ない方がいい」なんていわれたマンハッタンのノーカルだってバスケのライトエナジーに溢れ、いつしかフープに用も夢もありすぎる人々が集まるようになった。今回は真夏の大久保公園を有効活用するためにgo parkeyがトスするLOVE GAMEについて説明するコラム。
Column
Article_go parkey
Logo Design_Riki Takasaki from Sb Skateboard Journal
We are playground basketball residents like pikeys!!!
アーバン、メトロポリス、大都会。といったら、日本なら新宿が真っ先に頭に浮かぶ人も多いはず。とくにその深淵部、歌舞伎町には大都会の光と陰のすべてがある。欲望や快楽や自己主張や社会活動などなど、ポジティブもネガティブも、さらにはポジティブからのネガティブな副産物や、ネガティブからのポジティブな儲け物まで、ありとあらゆることの可能性をはらんだ事象がある。そして、ここがミソだが、あらゆる人種、あらゆるイデオロギー、あらゆる性別と性癖、さらには“あらゆる年齢層”が、健全と不健康、どちらにもゆらめきながら共存している。歌舞伎町はまさに大都会の代名詞だと思う。そして、セントラルにある大久保公園は良い意味でのアイコンになりえるものだと思う。世界的なアートコートとしてMVPを受賞した美しさだけでなく、2Kとケビン・デュラントがドネーションしてくれたというグローバルなプロジェクト、そしてアーティストFATEが歌舞伎町という街と調和し光を放つように描いたストーリー。
そのように、カオスな街に均整美のコートがある。四方をフェンスに囲まれて、普通だったら悪さをしたらフェンスの中(塀の中)に入れられるのに、ここでは公園のフェンスの外がカオス中のカオスという個性。街にも個性があるのだと実感できる。go parkeyは昨夏にアートコート・リノベーションしたときから、この公園の有効活用のフックになるようなトッピクスを仕掛けてきた。ballaholicによるピックアップゲームや、フォトグラファーのTANA氏とのフェンスを使って(さかてにとって)のフォトエキシビジョンなどだ。そういうのもあって、この街ならではの様々な人々が公園バスケに明け暮れる光景が見られるようになった。次なる挑戦として、go parkeyはNYCのストリートコート、とくにラッカーパーク(ハーレムの奥にあり、コミュニティのキッズに公園バスケを通して可能性や楽しさを伝えることに尽力した市の公園担当職員の名を冠している)のような大都会の夜の公園の正しく楽しい活用を模索した。
ラッカーパークで(節度ある時間の)夜にピックアップゲームが開催され、スポーツでエネルギーを解き放っている。そこからおらが街のヒーローも出現し、そんな姿を目標にしたキッズもバスケに夢中になっている。夢がある。健全な遊びがある。そして、楽しいしかっこいい。それが大都会のゴールデンルールだ。アートコートとして生まれ変わった大久保公園そのものに、強い可能性を見出さずにはいられない。ということで、go parkeyは今夏、アーバンな新宿・歌舞伎町のアートコート大久保公園でキッズ(クリニック&ピックアップゲーム)と幅広い大人たち(ピックアップゲーム)ともに遊べる企画として、『LOVE GAME』と評したナイト・ピックアップゲームを開催することに。真夏の夜のシーン。アートコートでエネルギッシュに遊ぶ(ゲームにのめり込む)プレーヤーやオーディエンスの陰影。そういったシーンが、来夏もその先もここで繰り広げられるように、我々は撮影し素敵な絵に残すしたいと思っている。
ということで、今月22日、29日の土曜日、2DAYS。『LOVE GAME by go parkey -URBAN NIGHT LEAGUE』を開催します。この場を借りて、興味を持って参加してくれるキッズや父兄のみなさん、プレーヤーとかボーラーのみんな、協力してくれるクリニックコーチたちや、オフィシャルなどもヘルプしてくれるスタッフや、信濃くんはじめアウトナンバーのラブゲーマーたち、共催の新宿区と後援してくれる一般社団法人歌舞伎町タウン・マネージメントと歌舞伎町町商店街振興組合のみなさん、そしてプロジェクトの1番最初、浜町公園のときからプッシュしてくれてるスポルディングジャパンに先にお礼をお伝えしておきます。もちろん当日、来てくれる人々にも。2面あるコートの片面はオープンにしてあるのでシューティングしたり、マッチアップしたり、観戦したりと遊び続けれます。ただ、公園バスケのルールのままに、自分の要るものも要らなくなたものも含めて荷物管理や事故などは、自己責任でお願いします。
ちなみにgo parkeyがLOVE GAMEとかラブゲーマーとかっていうのは、どんなゲーム、どんな相手でも、自分がバスケを好きだという事実に正直にあるためのスペル。自分より下手な相手とかキッズだと急にスカしたことをしたり、ダラダラとゲームをしたり、ガベージタイムでごっつぁんシュートを決めた人を無用に讃えたりとか、とにかく何かによって自分のプレーやオンザコートの姿勢が変わるようだったら、それはバスケをずっと好きでやってきた自分自身に対しての裏切りのような気がする。そのゲームをどんなであれ大切にプレーし躍動することが、相手に対して、ゲームに関わるすべてに対して、しいては自分自身に対してのリスペクトを言葉じゃなくて体現していることになると思う。だから、ゲームを、プレーを、バスケを愛していることに正直でいたい。ちょっと真面目に説明してしまうと、そんなことを意味するスペルです。