Warriors’ Stephen Curry Named 2022-23 Kareeem Abdul-Jabbar Social Justice Champion
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今回はNBAから発表されたニュースについて。昨年、ゴールデンステイト・ウォリアーズが寄贈した(go parkeyがペイント)アートコート、東京都世田谷区の池之上青少年交流センター、通称ウォリアーズ・ラクテン・イケセイ・プレイグラウンド。そこでの素晴らしいスピーチも記憶に新しいステフィン・カリーが、2022-2023シーズンの『カリーム・アブドゥル・ジャバー社会正義賞』を受賞!!!
Column
Article_go parkey
Project & ALL _Golden State Warriors & Rakuten
Artwork_Shunsuke Imai
NBA Social Justice Champion_Stephen Curry
We are playground basketball residents like pikeys!!!
そもそも『カリーム・アブドゥル・ジャバー社会正義賞』とは?
NBAの生きた伝説ジャバー。彼は、今世紀中に誰も破ることができないと思われていたキャリア通算得点38387点は、レブロン・ジェームズに破られたが、その他にも数多くのレコードとリングとトロフィーのホルダーである。そんな彼は公民権運動の象徴として、活動や言動も素晴らしい。その実績とレガシーを受けて創設されたのが、『カリーム・アブドゥル・ジャバー社会正義賞』。もっとも影響力を発揮して社会正義を訴えたプレーヤーに与えられる。
受賞者は、NBAから自身が選ぶ社会正義団体い寄付するための10万ドルが贈られる。ジャレン・ジャクソンJr.、トレイ・ジョーンズ、クリス・ポール、グラント・ウィリアムズら候補者の中から選ばれたのが、ステフィン・カリーだ。カリーは、地元サンフランシスコの不正や制度的暴力に対して公正な解決に貢献するために、非暴力の変革的理論を実践する団体、Institute for Nonviolence and Social Justiceに寄付した。go parkeyにとっては、カリーらが寄贈してくれた ウォリアーズ・ラクテン・イケセイ・プレイグラウンドがとても印象的だし、直接的に関わることができた。
しかし、カリーはそれだけにとどまらない。マルチメディアUnanimous Mediaを立ち上げて、マイノリティの映画やクリエイターや作家とのコラボレーションに取り組んでいる。非営利団体Eat. Learn. Play.を通じて、ベイアエリアのすべての子どもたちの食生活や読書や遊んだりするための機会や場所をつくったりしている。ライフスタイルブランドUNDERRATEDを通じて、世界中のアスリートに公平なチャンスが与えられるように取り組んでもいる。
昨年、キッズたちに向けて彼が行ったスピーチを目の当たりにしてグッときたのだけれども、カリーはホワイトハウスから全世界に向けてスピーチもしている。その影響力やエネルギーはすごい。しかもそれは、バスケットボーラーやラブゲーマーだけでなく、いろいろな可能性を秘めている、そして社会の中でいろいろな葛藤を抱えながらも生きている、そういった多くの人々に実際的なアクションをしているのだ。go parkeyは、そんなステフィン・カリーたちとアートコートをつくることができ、誇りに思うと同時にさらに正しく楽しくプッシュしていきたい。