松本第二児童遊園ノ 1周年セレブレーション。 我々ハ美シイ瞬間ヲ共有シタ。

column 41

2024年11月16日開催のラブゲームなイベント。その日、アートコート上にはさまざまな表情と歓声が跳ね回っていた。その断片、欠片、残像を少しレタリングしてみたコラム。

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We are playground basketball residents like pikeys!!!

顔。アートコートに散りばめられたモノグラムのIMAONEのキャラクター。笑っているようでびっくりしているようで歌っているような顔。それが少しドキドキしてやってきたキッズが袖を通したTシャツにも手に取ったボールにもあった。フフフと笑っていたらホラーだが、ニコニコと笑っているキャラクターはその場をあったかくした。この日、秋深まるイースト・トーキョーで、松本第二児童遊園のアートコートだけはサーモメーターが2℃ほど高かった。セレモーニでパパが紹介されて羨望の眼差しで拍手をしていた小さな娘さん。モリモリ氏に1on1を挑んでブロックされても何度もシュートにトライする少年。知らない子ばかりでドキドキしていたけど気づけばみんなとハイタッチして駆け回っていた兄弟。ひたすらドリブルしてぐるぐる回るボールのIMAONEキャラクターをおもしろがっていたキッズ。

顔。この日のコーチングをしてくれたJTとマイクとカツオのアダルトチームとピックアップ・ゲームして果敢にゴールにアタックしていた少年。きっとモンキーズのエースプレーヤーかもしれない。だけど、他にもアタックして、ルーズボールを追いかける少年たちがいた。誰だってエースにもチームの大切なエナジーにもなれる。「ジャ・モラントのような髪型でかっこいい」とショーマ選手のプレイを応援していたキッズ。公園チーム(by AB)でJTたち相手にキッズが今すぐ使いたくなるようなUG選手のハンドルスキルに拍手していた少年。シュンペイ選手のダイブにハイタッチする子どもたち。エキシビジョンのインターバルでJTやマイクにサインをねだるキッズ。その順番に並ぶみんな。教えてもらったトリックが目の前で次々に繰り出されることに飛び跳ねて歓喜する少年たち。

顔。ワクワクしたまま帰宅して学校の日記にその出来事を書いた子。今日初めてバスケをした女の子。ピートマラビッチを知ってるはずもないのにピストル・ピートなシュートフォームで彼女はフリースローをメイクしまくっていた。迫力あるプレー、ダンクを見て目の色を変えていたキッズ。コーチや選手みんなとハイタッチして走る少年たち。誰?とか、うまい?とか、できない?とか、おかまいなしに、夢中にIMAONEキャラクターのボールをフープにシュートしたり転んだりするキッズを心配より頼もしく微笑ましく眺める人々の顔。眼差し。世界の片隅のイースト・トーキョーの高架下にある小さな公園。コートに合わせてスプレーされた1つのフープとアートコート。見上げると高架と調和するティール色と、コントラストをつくるカナリー色が散りばめられている。IMAONEがここで遊ぶキッズの顔と顔を想像して選んだ色たちだ。パッと明るい笑顔の素のようなカナリーとアーバンでメタリックなエッジを効かせたティールの世界観。それは素晴らしい光景をつくりだす。ハッピーな空間を演出する。そして、どことなくNBAやハイレベルなバスケを憧憬にするアダルトだけじゃなくて、キッズにまでにイカした高揚感を与えてくれる。そうなんだ。バスケ、ラブゲームはかっこいい!って気分も大切だ。小さな公園でも、プレーするなら自分が最高にキラキラするのをイメージして楽しめばいい。それは誰かに遠慮する必要も序列もない。「その気になって」思いきり楽しむ。そういう1プッシュが自分自身を、そして自分自身を眺めてくれている人たちを、また笑顔にする。たしかにこの日、私たちは全員、小さな素敵なアートコートの上で、美しい瞬間の中にいた。

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松本第二児童遊園ノ 1周年セレブレーション。 Spalding Japanカラノ ビックリ・アートボール、 ローンチ良キ出来事。